こんにちは、なおです。
私は今、保育士のパートを続けながら、在宅ワークに取り組んでいます。
保育士の仕事は好き。
でも、このままずっとパートで働き続けていくのかと思うと、
少し不安になることって、ありませんか?
子どもが成長して、少しずつ手がかからなくなってきた今。
私も「保育士を続けながら、在宅ワークで少しでも収入を増やせたらいいな」と
思うようになりました。
「在宅ワークで主婦でも月○万円!」という広告はよく見かけるけれど、
保育士の私にも本当にできるのかな?と疑問に感じて…
「他の人って、どんなふうに働いてるんだろう?」
ちょっと気になって調べ始めたのがはじまりでした。
調べるうちに「自分にもできるかもしれない」と思える仕事に出会い、
思い切って、保育士の仕事と在宅ワークの両立にチャレンジしてみたんです。
結果から言うと…
在宅ワークと保育士の両立は、想像以上に大変でした。
やってみたからこそわかる「理想と現実のギャップ」がたくさんあったんです。
この記事では、
- なぜ私が保育士を続けながら在宅ワークを始めたのか
- 実際に両立してみて感じたこと
- そこからどうやって働き方を見直していったのか
…そんな体験を、本音でお伝えします!
保育士の私が在宅ワークに挑戦した理由
収入を増やしたいけど、外で働く時間には限界がある
パートで保育士を続ける中でぶつかったのが「収入の壁」。
時給は決して高いとは言えず、今の勤務日数では、どう頑張っても収入が増えない。
それなのに、担任や行事、持ち帰り仕事など、責任だけはどんどん増えていく。
頑張っても収入は頭打ちで、「このままでいいのかな…?」と感じるようになりました。
それに伴って、子どもの「やりたい!」「行きたい!」を
経済的な理由で諦めさせている状況に、ずっともやもやを抱えていました。
そこで、もう少し収入を増やしたいと思った時にまず考えたのは
「勤務日数を増やせたらいいのに」と考えたこともありました。
でも、それが難しかった。
小学生の子どもはまだまだお母さんっ子で「お母さんに家にいてほしい」という。
子どものために収入を上げたいと思っていたのに、これ以上家を空けて
子どもに我慢させるのは本末転倒。
それならば、保育士とは別に、家でできる仕事で副収入を得ようと
考えたのが始まりでした。
まずは手軽なお小遣い稼ぎからスタート
まず私が手をつけたのが、ポイントサイトや覆面調査などの
スマホひとつでできる簡単なことからでした。
でも、初めてすぐにわかりました。
これでは、私の求めていた「収入アップ」にはつながらない、と。
作業量に対しての報酬が、本当に少ないんです。
たとえばポイントサイトなら、アプリを1個ダウンロードして数十円
長めのアンケートに答えても10円前後。
覆面調査も、1件あたり1,000円~10,000円程度もらえることもありますが
レポート提出がすごく細かくて、1時間以上かかったことも。
確かにスキマ時間を使って作業できたし、お得感を得ることはできました。
でも、「収入を増やす」という目的は果たせないとわかり
次の手を探し始めました。
実際に保育士と在宅ワークを両立してみたリアル

スキマ時間でできると思ってたのに…!?
在宅ワークについて調べているうちに、私のスマホに
ある広告が流れてくるようになりました。
「在宅ワークで会社員の収入超え!」
そんな魅力的なキャッチコピーを掲げていたのが、
私が今所属しているオンラインスクールです。
最初は、自分にできるのか不安もありました。
でも「気になる」「もっと知ってみたい」と思い、
まずはスクールの情報を調べてみることにしたんです。
保育士の仕事を続けながら、在宅で働くという選択肢があること。
そして、実際にそうやって働いている人がいるという事実。
それを知ったとき、「私にもできるかもしれない」「挑戦してみたい」と
思うようになりました。
スクールの内容にも納得できた私は、思い切って入会。
そこで「インスタ運用代行」という仕事に出会ったんです。
インスタ運用代行とは?
企業やお店、個人の代わりに、Instagramの投稿を作ったり、アカウントを運営するお仕事です。
最近は「インスタを使いたいけど、自分でやる時間や手が回らない…」という事業者さんが増えていて、投稿の作成や更新など、日々の運用を代わりにサポートする役割が求められています。
まずは自分のインスタアカウントを立ち上げ運営するところからスタート。
もちろん、スキルは0、未経験からのスタートなので、まずはスクールで学び
デザインやライティング、マーケティングの知識をインプット。
そしてインスタの発信を開始し、毎日投稿。
投稿を作成するのも、当初5時間以上かかっていました。
お仕事をもらえるようになってからは、さらに時間が必要になります。
保育士のパートは週3程度。
それ以外の時間で作業を進めなければならず、1日の作業時間は12〜15時間に。
土日も休みはありません。
気づけば…
スキマ時間でちょっと副収入を得られたらいいな♪
と思っていたころの自分からしたら、嘘みたいな生活になっていました。
両立にこだわらず、今は在宅ワークを優先することに
そんな生活を続ける中で、私の中に芽生えたのが
「この仕事ならキャリアアップを目指せるかも…!」という希望。
保育士はとてもやりがいのある仕事。
ですが、今後キャリアアップして収入を上げていけるかというと
残念ながらそれは現実的ではありません。
この記事を読んでくださっているあなたなら
共感していただけるのではないでしょうか。
そんな背景がある中で、私の中で少しずつ優先順位が変化していきます。
前の章でお話ししたように、保育士と在宅ワークの両立で
睡眠時間が削られるほど時間に追われていたという現実がありました。
それに加えて
「もっと在宅ワークに本腰を入れて取り組みたい!」
という気持ちが芽生え始めます。
私の場合、保育士の比率を下げるという決断にいたりました。
もちろん、どちらも全力でこなし、うまく両立されている方もいらっしゃると思います。
でも私は、もともと両方をうまくこなせるような器用なタイプではないのもあって
今は在宅ワークの優先順位をグンと高めようと決意したのです。
保育士が在宅ワークを始める前に知っておきたいこと

在宅ワークは「資格が活かせなくてもOK」な仕事も多い
「在宅ワークで保育士の資格を活かせる仕事ってないかな?」
私も最初はそう考えていました。
調べてみると、たとえば…
- 保育園の事務作業(在宅)
→ 園だより・行事のスケジュール・出席管理など、保育現場を知っている
からこそできるサポート。 - 保育教材・製作物の準備サポート
→ 製作キットや行事用の教材を在宅で作成。現場経験があるからこそ
求められるクオリティがわかる◎ - 子育て相談のチャット対応
→ 保護者の「こんな時どうしたらいいの?」に寄り添う対応。
現場で培った“親対応の引き出し”が活かせる!
など、保育士資格を活かせる在宅の仕事も一部あります。
でも実際には、案件数は限られていて、条件もかなり狭き門。
逆に言えば、「資格に関係なくできる仕事」がたくさんあるということ。
最初は「せっかく取った資格を活かさなきゃ」と思っていました。
でもいざやってみると、
「できること」よりも、「興味があるか」「続けたいと思えるか」
そしてその先にどんな未来を描けるかのほうが、ずっと大事だと気づきました。
今やっているインスタ運用代行も、保育士の資格は関係ありません。
でも、誰かをサポートしたり、人の気持ちに寄り添う力は、
保育士だからこそ培ってきたもの。
直接的じゃなくても、経験はちゃんと活かされています。
だから、「資格が活かせないから…」と諦める必要はありません。
これから「できることを増やす」選択肢があることを
ぜひ知ってほしいです!
在宅ワークにはいろんな働き方がある
「在宅ワーク」と聞くと、長時間パソコンに向かって
バリバリ作業をしているイメージがあるかもしれません。
でも実は、在宅ワークにはもっといろんな働き方があります。
たとえば…
- スキマ時間でできるタイプ
→ ポイントサイトやアンケート、フリマアプリなど、スマホで完結するもの - 単発で完結するタイプ
→ 1本だけのライティング、画像作成、文字起こしなど - 学びながら始めるタイプ
→ スクールなどでスキルを身につけながら、将来的に収入につなげるもの
「在宅ワーク」とひと言でいっても、本当にいろいろです。
私も最初は、「スキマ時間でちょっと副収入が得られたらいいな」くらいの気持ちでした。
そこからいくつか試してみて、「これは続けられそう」と感じたものを
少しずつ深めていったというイメージです。
最初から「これをやっていく!」と決めなくても大丈夫。
まずは「どれが自分に合いそうかな?」と考えてみる。
そして、ちょっとかじってみる。
そうやって、少しずつ関わってみることが、
在宅ワークを始める第一歩になるのではないでしょうか。
まとめ
私が在宅ワークに挑戦してみようと思ったのは、
「保育士を続けながら、もう少し収入が増えたらいいな」
という、ほんの小さな気持ちからでした。
特別なスキルや経験があったわけではありません。
少しずつ調べて、できそうなことから試してみて、合わないと思ったらやめて、
「これなら続けられそう」と思えるものがいつの間にか見えてきました。
だからもし、この記事を読んでいるあなたが
「まだ自分には早いかも」
「在宅ワークって自分にもできるのかな?」
と感じていたとしても、大丈夫です。
「ちょっと気になって検索した」
その時点で、第一歩です!
いきなり生活をガラッと変える必要はありません。
でももし、「このままの働き方でいいのかな…」とふと思う瞬間があるなら、
もう一歩だけ先に進んでみてはいかがでしょうか。
きっと、今の生活を大切にしながら、自分のための希望も持てる。
そんな働き方に出会えますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。