こんにちは、パート保育士歴5年のなおです。
「保育士、しんどい…」
そんなふうに感じる瞬間が、増えていませんか?
子どもは可愛いし、保育士という仕事にやりがいもある。
それなのに、ふとした瞬間に「もう限界かも」と思う自分がいる。
そんなあなたに向けて、この記事を書きました。
正直、保育士はしんどい仕事です。
体力的にも、精神的にも、決して楽な毎日ではありません。
でも、だからといって「保育士、やめよう!」とすぐ決断できるわけでもないですよね。
「しんどいけど、できれば続けたい」
「本当は保育士として、まだ頑張りたい」
そんな複雑な気持ちを抱えながら、毎日を過ごしているあなたへ。
この記事では、保育士としてしんどい日々を乗り越えるために、
「辞める」でも「耐える」でもない
逃げ場を作りながら潰れずに続ける方法をお届けします。
今、保育士としてしんどい気持ちを抱えているなら、
きっとヒントになるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
保育士、しんどい…それでも辞めたくないあなたへ
保育士がしんどいと感じるのは当然
「しんどいって感じる私はダメな保育士?」
そんなふうに自分を責めてしまっていませんか?
でも、違います。
保育士がしんどいのは当然です。
- 体力を限界まで使う毎日
- 保護者や上司・同僚との複雑な人間関係
- ミスが許されない緊張感
これだけ過酷な環境で、しんどくない方がむしろ異常です。
だから、「自分が弱いから」なんて思わないでくださいね。
しんどい保育士が潰れないために必要な「逃げ場」とは?

保育士として働く中で、しんどさをゼロにすることはできません。
だからこそ、本当に大事なのは、
「無理をせず、心を休められる逃げ場を持つこと」です。
でも現実には、
逃げ場を持てず、ただ頑張り続けてしまう人が少なくありません。
なぜ保育士は、しんどいのに逃げ場を持てないのか
保育士は、大切な命を預かる仕事です。
だからこそ、「頑張って当たり前」という空気の中で働くのが
当たり前になってしまっています。
逃げ場を持つことすら、甘えや無責任だと見なされる。
そんな雰囲気の中で、あなたも必死に頑張ってきたのではないでしょうか。
でも本当は、逃げ場がないことこそ、最大のリスクです。
限界を超えてしまえば、心も体も壊れてしまう。
保育園で起こった悲しいニュース、見たことありますよね。
大切なものを守れなくなってしまうことも、人ごとではないかもしれません。
だからこそ、
無理を続ける前に、あなた自身を守る場所を作る必要があるんです。
逃げるのは悪いことじゃない
先ほどお話ししたように、保育士は
「頑張らなきゃ」「完璧にしなきゃ」
というプレッシャーの中で日々働いています。
だからこそ、意識的に逃げ場を作ることが必要です。
- 休みの日に通うお気に入りのカフェ
- 気軽に本音を吐き出せる友達
- 週1回の「頑張らない日」
こういった小さな逃げ場があるだけで、心の摩耗は驚くほど変わります。
逃げ場を持つことは、弱さではなく、生き抜くための戦略です。
心をすり減らさないための3つの工夫
今の自分の「逃げ場」を棚卸ししよう
スマホでもノートでもいいので、
今、ふっと思いつく「頼れる場所」や「頼れる人」をリストアップしてみましょう。
きれいにまとめる必要はありません。
思いつく限り、書き出してみてください。
もし何も思い浮かばなかったとしても、大丈夫。
これから作っていけばいいんです。
まずは今の自分が置かれた状況を知ることから始めてみましょう!
「逃げ場」を作ろう
もし「今すぐは頼れる場所がないな」と感じたら逃げ場を作ってみましょう。
たとえば、
- 昼休みに園庭や園舎の外に出て、深呼吸する
(同じ場所に居続けないだけでも、気持ちが切り替わります。) - 休憩中にスマホで推しの写真を見る
(仕事とは関係ないものに意識を向けるだけで、気持ちが和らぎます。) - 勤務が終わったら、仕事の話を一切しないルールを作る
(家に帰っても仕事を引きずる負担を減らせます。)
特別なことをする必要はありません。
小さな行動でも、積み重ねれば確実に負担を減らせます。
まずは、自分が少しでもラクになれる行動を、ひとつ始めてみてください。
「全部頑張らない」手抜きポイントを見つけよう
力を抜けるポイントを、あらかじめ決めておきましょう。
たとえば、
- 書類仕事は「7割できたら提出」で十分にする
- 休憩時間は必ず確保し、仕事中でも5分間は手を止める
- 子どもたちに対して、いつも完璧な声かけや対応を目指さない
すべてを全力でやろうとすると、必ず心がすり減ってしまいます。
「ここまではやる」「ここからは無理をしない」という基準を持つことが大切です。
抜けるところは抜く勇気を持ちましょう。
しんどい時は「無理に頑張る」より「上手に逃げる」

「頑張ればきっとなんとかなる」
そう信じて、ひたすら耐え続けた人たちが先に辞めていく。
これは保育現場ではよくある現実です。
逆に、
- 手を抜く場所を知っている
- 適度に逃げ場を持っている
そんな人たちの方が、長く働き続けられています。
「頑張り続ける=正義」ではない。力を抜ける人こそ、強いのです。
もし本気で保育士を続けたいなら、
頼る・逃げる・休むといった「生き抜く技術」を持つことが必要です。
無理して潰れる前に、
自分を守りながら続ける道を選びましょう。
保育士としてしんどいなら、逃げ場を持って続けよう

保育士の仕事って、完璧じゃなくても大丈夫です。
逃げ場を持ちながら、うまく力を抜いて続けることが大事。
それが、自分を守り、子どもたちを守るためにも必要なことなんです。
辞めるか耐えるかだけが選択肢じゃない。
逃げ場を作って続けることができることが大事。
私も何度も「もう無理かも」って思ったことがありました。
でも、少しずつ休みながら、今まで続けてきました。
しんどい今を抱えて、でも前に進もうとしているあなたは、
すでに十分、頑張っているんです。
自分を大切にして、今日からちょっとだけ、力を抜いてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。